私的備忘録でもあります
尾張東部から三河西部にかけての丘陵地に,古墳時代から鎌倉時代初期の古窯(跡)が多数分布している.猿投古窯群と呼ばれ,その技術・伝統は,瀬戸窯や常滑窯などの中世窯へと受け継がれていった(パンフレットの説明などから).

残っている猿投古窯のひとつ,香久山古窯(岩崎四五号窯:平安時代初期)春(初夏)の一般公開(日曜日午前の2時間)を,散歩がてら訪れてみた.この古窯,天井部分を除いてほぼ完全な状態で現存しており,内部の構造がよくわかる.

訪問者ノートを見ると,見覚えのある筆跡で書かれたYさんの名前.私が訪れる直前までおられたようだ.私よりも6歳くらい上で,同じ理学部に勤務.
ご近所に住んでおられたとは.


そのまま帰るのはもったいないので岩崎城へ.
ほぼ残っている曲輪,土塁,空堀,馬出しなどから当時を想像することができる.もちろん今再建されている模擬天守閣のようなものはあったはずもないが.
小さな城ながら,小牧・長久手の戦いの際,ここを守っていた丹羽氏重たちが,秀吉側の岡崎中入り阻止に決定的な役割を果たした.結果,この戦いの趨勢,そしてその後の,秀吉と家康の力関係に大きな影響をおよぼした.

「どうする家康」では,このあたりどのように描かれるのか,または描かれないのか.今回の脚本,従来はあまり取り上げられなかった人を含め,毎回個人にスポットライトを当てる傾向がある.案外,丹羽氏重さんの登場もあるかも.

帰り道,塩豆大福の幟を見て,ついふらふらと.そして,抹茶クリーム大福も買ってしまった.私は,甘いものを買うことはあまりないが,和菓子でも大福系ときんつば系は別.(10500 歩)
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