私的備忘録でもあります
伝教大師最澄没後1200年記念企画展「仏像をなおす」を見に,大津市歴史博物館に出かけた.

偶然にも,出かける少し前に小説を読んでいて,大津市内に木曽義仲公の墓所義仲寺があり,遺言により芭蕉翁もそこに眠っていることを知った.

「木曽殿と背中合わせの寒さかな」



私は,てっきり芭蕉が詠んだ句だと思っていた.HPの記事によると,小林秀雄が「平家物語」を書いた頃は,事実そう思われていたらしい.

実際は弟子の島崎又玄の作句だと今回知った.そして,二人を追善するのに相応しく,義仲寺に似合う句だと思いながら帰路についた.

しかし,いただいたパンフレットを読み返すと,この句は無名庵に滞在中の芭蕉を訪ねたときに詠まれたもの.

それから3年後に,芭蕉はなくなった.

このことを知ってもなお,私はこの句が二人を追善するのに相応しいと思えてならない.(12900 歩)
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
17 18
20
27 29 30
最新CM
[03/14 SiO2]
[03/13 うめきち]
[06/20 SiO2]
[06/19 241]
[12/30 SiO2]
カウンター
ブログ内検索
最新TB

Copyright © [ つれづれ21 (Quartz) ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート
Special Thanks :
Commercial message :