私的備忘録でもあります
American Mineralogistに投稿していた論文の印刷版が,今日やっと最終公表になった(査読完了受理は昨年7月).最終原稿のオンライン公開は早かったが.

1986年に北京大学の臧 啓家さんと共同研究を始めたときに気づいてからは36年,1991年の蘇魯超高圧変成帯の現地調査で同様の試料を見つけて,本格的に組成分析をしてから31年が経過していた.

論文の骨格の概略は,EPMA Dataをもとに当初から思いついてはいたが,当時はそれを独立した手法で検証する手立てがなかったため.

停年退職を控えドタバタしていたころに,FIB-TEMやEBSDでの分析をお願いできるようになり,また組成変化をSVD法で解析可能であることを知り,多くの友人の助けを借りて,やっと当初のアイデアを検証することができた.

岩石試料は,その長い間,ズーッと待っていてくれた.
つくづく,私は生命系に進まなくて良かったと思う
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