私的備忘録でもあります
洪水や土砂災害の記憶を残していると言われている地名に蛇がつくものがある.

古い地形図を見ていて,名古屋市天白区に蛇崩(じゃほう)という地名があったことに気付き,その名残の蛇崩第一および第二公園を訪れてみた.

「天白区の歴史」によると,このあたり「蛇が多くおって,土砂を取るために崖を崩すと,蛇が群がって落ちてくる」と言われていたとのこと.

かつての天白区蛇崩,現在は植田山の一部となっているが,1986年国土地理院発行の地形図にまでは残っていた.さらに古い地形図を見ると,このあたり,北西側に東山(名古屋市)〜西山(猪高村)が,南東側に植田村焼山があり,植田川を挟む低地がもっとも狭くなっている.

現在は,住宅地となって地形図からは読み取れないが,この植田川にむかって低くなる地形は、現地を歩くと実感できる.

ところで,同様の謂われを残す蛇崩(じゃくずれ)という地名が,かつて東京都目黒区にもあったらしい(15100歩).
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