私の田舎のお雑煮は、白い角餅に正月菜を添え、鰹削り節をかける、いたってシンプルなもの。つゆは醤油ベース。

配偶者の実家がある金沢では、さぞいろんな具材がはいるのだろうと思っていたが、同様にシンプルなものが一般的らしく、わが家では子どもの時と変わらない、そんなお雑煮が正月の食卓に供される。
名古屋の雑煮もいたってシンプルらしい。
名古屋と金沢でお雑煮が似ているのは、ひょっとしたら前田利家さんが関係しているのかも。そんなことを思いながらいただいた。
お雑煮をいただく風習は、すでに室町時代からあったようなので、時代的には矛盾しない。
本年もどうぞ宜しくお願いします。