江戸詰最中の隙間時間を見つけて東京ぶらり.

1.東京駅5番線・6番線ホーム(旧第二乗降場)に,開業当時から屋根を支えていた装飾付き架線柱が現在は2本保存されている.ネット情報で,そのことを知って訪れてみた.架線柱の下の方に,「明治四十一年」と記されている.これは,建設工事が本格化した年(1908年).

2.明治5年(1872年)9月の新橋(汐留)—横浜(桜木町)間開通に先立つ5月に,品川—横浜間が仮開業.そのことを記した品川駅創業記念碑が高輪口にある.裏側には,鉄道創業時の時刻表と賃金(となっている)の表が刻まれている.運行は朝夕各1往復.上等賃金は壹圓五拾錢.

3.品川駅もうひとつのポスト.コンコースに設置されている,ポスト同士をかけた郵便ポスト.写真を撮ろうとしている間にも,投函する人がひっきりなしに訪れていた.東京駅から6,780 mの表示も.この数字の並び,偶然なんだろうけれど面白い.