横浜で学会が開催されていますが,今回はいくつかの会議に出るだけで,講演会への参加登録料を支払ってエントリーしていないので,会議の時間以外は会場に入ることができません.今日の会議は夜の6時過ぎから.一日中雨模様らしいし,昼間はどうしようかと考えたあげく,昨夜突然「そうだ140円で,房総半島大回りしよう」ということに.
そして,9:09東京発の快速で一筆書きの旅に出ました.
完璧なダイヤだと思っていたのですが,すでに内房線への乗り継ぎ駅「蘇我」でなんか変.予定だと,10:17発の安房鴨川行きのはずが,10:11発になっている.変だなと思いながら乗車.しばらくして,はっと気がつく.昨夜調べたウェブソフト○換案内が提示した蘇我→安房鴨川のダイヤが,内房線経由ではなく外房線経由となっていた.たしかに,外房線経由のほうがが30分以上早く着くのでのですが,それでは 一筆書き140円の旅にならない.
そして,改めて乗っている列車のダイヤを見ると,安房鴨川での内房線から外房線への乗り継ぎ時間が実はたった2分であることが判明.しかも,途中での列車行き違いのため3分遅れで到着予定とのこと.これでは,当初目論んでいた,この駅でのんびり「うにとさざえめし」か「さんが焼」を買って食べることは断念せざるを得なくなりました(東京駅で,念のためおにぎり2個とお茶を買っておいてよかった).しかも,乗り継ぎが上手く行かなかったら次の外房線の普通列車は約2時間後.会議に間に合うかどうか微妙とヤキモキしましたが,このローカル線で接続がうまくゆかなければ,人数は少ないけれど影響が大きい人はいるわけで,外房線の列車はちゃんと待っていてくれました.
ちなみに,安房鴨川到着前の車内はこんな具合で,ひょっとしたら乗り継ぎをしたのは私だけだったかも.
これ以降は,極めて順調,約300 kmの車窓からの風景を楽しんで,16:19には東京駅のお隣,「新日本橋駅」に無事到着し,会議にも余裕で間に合ったのでした.
ところで,新日本橋の有人改札口で切符を記念にもらおうとしたら,東京駅の入構時間から約7.5時間が経過しており,若い駅員さんに「何処まで行ってこられたのですか?」とルートを聞かれました.職務上,当たり前のことですな.(11500)