私的備忘録でもあります
昨日の散歩のもう一つの目的は,墨俣を訪れること.
墨俣の一夜城.
木下藤吉郎や蜂須賀小六をはじめとする川並衆が大活躍したとされる地.
望めば長良川をはさんで金華山(稲葉山)
城が写っている写真の右端,草が茂っている部分が長良川の堤防でその奥に金華山.

直線距離だと約10km.
確かに,信長が美濃・稲葉山城を攻める際のポイントだと思える.

そして,記録や発掘された兜とや刀などから,ここに何らかの砦があったり交戦が行われたことは間違いないよう.

ただ,一夜城の物語の詳細のほとんどは,1959年の伊勢湾台風の際に旧家の土蔵が崩れ,そこから発見されたとされる一連の古文書と称されるものに拠っている.
幾度となく放送されている大河ドラマのシーンもこれをほぼ踏襲.

そして,城が建てられてしまった.
もちろん,一夜城が正しかったとしても,たぶん当時はまだ天守を持つ城はないから,これはご愛敬.

このいわゆる古文書,昭和になってからの地名が出てきたり,描かれている長良川の流路が当時とは異なっていたり,原本がいまだに未公表だったり,どことなく東日流外三郡誌に似ている(関係の方が読まれたらごめんなさい).


それでも,訪れてみて,長良川の西岸に位置する墨俣が,交通上と戦略上の要地であることが,理解できてよかった.
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