私的備忘録でもあります
家は,人が住まなくなると,本当に早く朽ちてゆく.

田舎の家の取り壊しの準備をと思いつつも遅々として進まず.まずは庭木などを整理してもらうことにした.
その前に,快晴の今日.写真で残すためと今更遅いのだけれど部屋に風を通すため出かけた.

風通しをしている間,することもないので,残してあるものの整理というか右から左へ動かしていた.
そして残さねばと思ったもの
縄文(?)もしくは擦文(?)土器,黒曜石石器や高師小僧などは,母の叔父さんにあたる人から,小学生の時いただいたもの.

この叔父さんと直接お会いしたことはない.住んでおられたところはニセコ町字有島.羊蹄山の麓.
ここは,有島武郎が小作人に無償で開放した有島農場の地.どんな経緯かはわからないが,大正時代にはるばる入植.相互扶助の呼びかけに賛同しての渡海だったのかもしれない.

ひとつだけ,泥岩かホルンフェルスか判然としないが,矢じりらしきものがある(最初の写真の左下端).これは私が小学生の時,校庭で見つけたもの.最初は矢じりと信じて疑わなかったが,年をとると人工物か自然がそう見せているのか,ちょっと自信がなくなった.

二枚目の写真の右下にある土師器や須恵器の欠片は,中学生の時,学校の裏山(古墳群がある)を歩いていて見つけたもの.メモ書きがあって,そのことを思い出した.

三枚目の写真は,アサヒグラフ 臨時増刊 伊勢湾台風惨害特報 泣きくずれる老婆
中学生の頃,この写真を見てショックを受けた.今見ても強烈な写真.これだけが,父母の箪笥の中にしまってあった.その理由は十分に判る気がする.(10400歩)
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