私的備忘録でもあります
昨日は,父が書き残した記録と父が亡くなったときに取り寄せた戸籍謄本をもとに,我が家の家系図をつくることで過ごした.この頃はまだ法令が改正される前で,戸籍謄本には親兄弟やその配偶者など全ての情報が記載されていたので,多くを知ることができた.
・私が直接知っているご先祖様は,祖父母とその兄弟姉妹の何人かまで.
・曾祖父母のことは祖父から話を聞き写真で顔を知っているのみ.曾祖父が生まれたのは嘉永6年(1853年)でペリーが浦賀に来航した年.
・高祖父は文政8年(1825年)の生まれで,異国船打払令が出された年.父も話を聞いただけで,直接はあったことはなかった.
こうしてみると,幕末も意外と近い感じがする.
・高祖父の一代前の方については,いまのところ勘兵衛という名前がわかっているだけ.この方まで,ご先祖様は代々勘兵衛を名乗っていたらしい.我が家は分家の分家なので,元々の本家にはもっと情報があるだろう.しかし,ちょっと縁遠くなってしまっている.もう一つは,菩提寺の過去帳を辿るか.
我が家には,曾祖母の実家の位牌も受け継がれている.位牌をお守りする方がおられなくなり,私の祖父が受け継いだらしい.その初代は,宝暦5年(1755年)に亡くなっている.ちょうど木曽三川の宝暦治水が行われていた年.将軍職は,徳川吉宗から家重に移り,尾張徳川では宗治の晩年.
興味はないかとも思ったが,娘や息子に送ったら,うれしい返事.少しずつご先祖様の情報を伝えてゆこうとおもう.父が書き残したように.
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