私的備忘録でもあります
配偶者が雑貨棚を整理していたら,こんなものが出てきた.
私と息子は最初からMacなので,娘のどちらかが大学生になって買った時のおまけなのだろう.
私が助手の時,「こんなものができました,世界初です」とDynaBookのセールスに来た人がいた.調べるとノートPC J-3100の発売は1989年.その頃はアメリカにいたので,1990年代初頭のことだと思う.
私は,「コンピュータを持ち運ぶ必要なんかあるんでしょうかね.」といった意味の返事をした記憶がある.しかし,いまや,だんだんPCとスマホとの境界さえあやふやになってきつつある.そしてウェラブル端末は, スーパージェッターが流星号を呼ぶ時に使う腕時計型通信機やウルトラ警備隊のビデオシーバー(調べて名前がわかった)に追いつこうとしていると言って良いのかもしれない.
もうひとつ,一太郎.
それまでは,フロッピーディスク1枚に全てを入れて使っていたソフトの新しいバージョンは,当時あまりにも高価だったハードディスク・ドライブへのインストールが必須になるという.「そこまでして使わないよな」と言った記憶が.1993年のことだったらしい.(内緒話:当時そんなハードディスクを躊躇いもなく買えるのは,教室では地震学講座くらいだった).
ところが,いまでは500GBでもすぐMacBook Air のSSDが一杯になってしまうとブツブツ言っている.そして,一太郎は使わなくなったけれど,ATOKには敬語の訂正(特に二重敬語)をしてもらったりで,今も大変お世話になっている.代わりに漢字が書けなくなってしまったが.
本当に,己の不明を恥じるばかりである.
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