私的備忘録でもあります
昨日,広藤園の藤を見てから,当初は予定になかったのですが,一駅足を伸ばして,終着駅の町 碧南の大浜地区を散歩.古い港町の雰囲気が残る素敵な所でした.
そして,一期一会.
そして,一期一会.
大浜地区を散歩の途中,何故か気になる家の前を通りかかる.
シャッターは降りていましたが,「ふるいものを展示しています.ご自由にどうぞ」といった意味の小さな看板があり,フラリとおじゃましました.
中は暗い.でもテレビの声は聞こえる.
人生の先輩が1人おられ,訪問する人がいないので明かりも消していたと言われた.ひょっとしたら私が昨日最初の訪問者だったかも.
話を伺うと天保年間から続く金物屋さんだった所.すでにお店はたたんでいるが,昔からの品を廃棄するのはご先祖様に申し訳ないので保管してきた.その甲斐あって,大手建設会社が歴史資料として引き取り保管してくれることになったそうです(本当に良かったです).
来年,御尊父の五十回忌とご母堂の一三回忌を勤め,再来年の秋には神戸に移る予定でおられるとのこと.
わざわざシャッターを開けて,30分以上展示品を説明していただきました.この冬取り壊した田舎の物置にもあったような懷かしい品がここではまだ新品で現役でした.
ありがとうございました.
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