私的備忘録でもあります
楽しいことだけで,愚痴など書きたくないのだけれど,お許しを.

最近3つの異なるJournalに原稿が受理された.
それはそれで嬉しいのだけれど,その後指示された(余分な)仕事が半端でない.

1.いつの間にか論文の引用形式が変わって,最後になって形式を合わせるようにとの指示.
受理原稿提出時に文献コードを削除した後だから,文献ソフトで一発変換はもはや無理.結局全てを手入力することに.
せめて,査読の途中にわかっていたらと思うけれど,査読者や担当編集委員に,そこまでのチェックを要求するのは無理.出版社の仕事だと思うのだけれど.

2.こちらも,1と同様の指示.HPで指示されていた引用形式が実際のものと微妙に違っていて,それにしたがったために生じた誤りの修正指示.
この場合は,担当編集委員の方から,逐一修正が必要な個所を指示していただいた.本当に申し訳ないと思う一方,この出版社は,何しているんだろうと.

3.先程,原稿のフォントが統一されていないので,対応するようにとの指示メールが,第1著者の院生宛に送られてきた.よく見たら,本文は問題ないけれど,行番号のフォントが違っていた.行番号など実際の出版の際には削除されるのに,何故こういったことまで要求するのか.これは簡単に対応できるから,出版社で行わず何故それを著者に要求するんだろうと,なおさら思う.これは,小さなことだけれど,ストレスは溜まる.

本来だったら,出版社で対応できること,もしくはすべきことを,最近は著者やボランティア編集委員にさせているとしか思えない.
雑誌のインパクトファクター,論文数や被引用数が,個人評価に(必要以上に)大きな影響を持つようになってしまった昨今,大袈裟に言うと,まるで出版社が研究者の生殺与奪の権を持っているよう.
出版社は,それをよいことに,少なくない投稿料を要求すると同時に,編集委員を含めた研究者に出版業務の一部下請もさせようとしている.これは,私の思い過ごしだろうか.
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