私的備忘録でもあります
ある新聞の書評を読んで,内容も確かめずに「てにをは辞典」なるものを衝動買い.
私にとって,これは大當でした(何の脈絡もなく,高校生だったとき当時の校長先生の姓が大當だったことを思い出す).

250名の作家の作品から,2つの語がどのように結ばれているのか(ここでは結合語と呼んでいます),またはどのような助詞を介しているかの例を集めたもので,助詞の使い方を確認するのが主たる目的でしょうが,その他にもいろいろ役立ちそう.....
1.ある語に続く言葉や表現をさがす,
2.表現になんとなく違和感を覚え,モヤモヤしたときの確認,
3.否定形,肯定形いずれで使うのかの確認.ためしに,「全然」を見たら,全部否定形の例.明治時代には肯定形でも使われていたと聞いたことがありますが,どうやら島崎藤村,永井荷風,夏目漱石,二葉亭四迷,室生犀星や森鴎外などの文豪はその様に用いなかったらしい.
4.語の相性の確認
5.ある語からの連想を広げる.
などなど.

ちょっと重いけど,通勤途中に読むのに良さそう.

余談ですが,新しい辞書・辞典の香りはどうして皆同じなのでしょう.忘れていた香りを久しぶりに聞きました.(5500)
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